子どもたちとのコミュニケーションに欠かせない「手遊び」。新人保育士や実習生の皆さんにとって、ちょっぴりハードルが高いと感じることもあるかもしれませんね。今回は、現場で役立つ手遊びのコツをご紹介します。自信を持って、子どもたちとの時間を楽しみましょう!
手遊びは“伝える”文化
手遊びは、ただの遊びではありません。昔から受け継がれてきた“伝承歌”の要素を持ち、今ではYouTubeなどで新しいバリエーションも簡単に学べる、まさに「伝える文化」のひとつです。先輩保育士が行っている手遊びを見て、「子どもたちの反応がいいな」と思ったら、ぜひ真似してみましょう。少しずつフレーズやリズムに自分なりのアレンジを加えていくことで、“あなたらしい手遊び”が育っていきます。
「ちがうよ」の声に動じない
新人保育士や実習生が手遊びをすると、子どもたちから「それ、ちがうよ」と言われることがあります。それは決して間違いではなく、その園で親しまれている“園流”のアレンジ(保育士のアレンジ)と違うだけ。そんなときは、落ち着いて、こう伝えてみましょう。
「先生の手遊びも楽しいよ!みんなは先生の手遊びできるかな?みんなのやり方も後で教えてね」
この一言で、子どもたちは「違うやり方もあるんだ!」と柔軟に受け止め、むしろ興味を持ってくれるようになります。大切なのは、うろたえずにどっしりと構えること。堂々と自分が楽しんでやりきることです。
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誰のために?フォーカスは「子どもたち」
手遊びを取り入れる場面によっては、ベテランの先輩保育士や保護者の視線を感じて緊張してしまうこともあると思います。緊張は、子どもたちにダイレクトに伝わります。
でも、思い出してください。手遊びは、目の前の子どもたちに向けて行うものです。子どもたちだけに集中してみましょう。自然と声が大きくなり、表情も豊かになります。子どもたちの楽しそうな笑顔は、あなたの緊張や恥ずかしい気持ちを吹き飛ばす特効薬になりますよ。
「ねらい」を見極める!メリハリ上手な保育士になろう
手遊びには、ざっくり分けて2つの役割があります。この「ねらい」を意識することで、保育の流れがうまれます。どの手遊びでも、保育士の盛り上げ方や歌い方、声の大きさを考えることで役割をもたせることができます。
【動】盛り上げる【静】落ち着かせる
時間をつなぐ時や、静かな活動からアクティブな活動に移る時の導入時などに行います。声やジェスチャーを大きめにしたり、声の大きさを【大】→【小】→【大】にしたりします。
スピードも意識してみてください。慣れた手遊びでも「先生についてきてね!いくよ!」と掛け声をかけて、スピードを徐々に速くすると、子どもたちは声を上げて喜びます。盛り上げたい時にはこのまま続け、そろそろ落ち着かせようかと思うタイミングで、今度はゆっくりのスピードで徐々に声量を下げていきます。内緒話くらいに下げると、子どもたちもつられて小さな声になりますよ。
落ち着かせる目的で手遊びをすることもあります。集中して話を聞いてもらいたい時や、絵本の前などの場面がそうです。
数字を使う手遊びは、よく使いますが5→1に減っていくのと同時に声も小さくします。
レパートリーを多く持っていると、同じ手遊びでも盛り上げることも工夫次第でできるので良いですよ。
手遊びを導入に使う場合には、目的が何なのかきちんと意識すると次の保育につなげやすくなり、あなたの保育技術も向上します。
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発達段階の「ものさし」を持っておこう
「グーチョキパー」は人気ですが、リズムに合わせて器用に手を動かすのは実は子どもにとって難しいものなのです。わたしが23年間保育をした中で感じたのは、スピードを調整すれば2歳児後半ごろからだと思います。3歳児クラスでも、前半は難しいことがあります。
「子どもたちが楽しめるか」を大切にしましょう。発達段階を理解したうえで、無理なく参加ができる手遊びを選んであげましょう。とは言っても楽しい手遊びなので、「真似ができなくても全然いいよ、楽しもうね」という雰囲気の園であれば、保育士が楽しみながら子どもと一緒に行いましょう。
youtubeは現代のネタ帳!活用しない手はない
今は、保育のネタを動画で学べる素晴らしい時代です。youtubeには、定番から最新のアレンジまでたくさんのヒントが転がっています。
通勤時間や休憩時間にも気軽にチェックができます。珍しい手遊びや楽しいアレンジをマスターすれば、先輩保育士から「今の手遊び教えて!」と声をかけられることもあるかもしれません。
自分だけの「ネタポケット」をいっぱいにしよう
手遊びは、保育士にとってとても大切です。「この場面ではこの手遊び」「次はこれにしよう」とすぐにネタポケットの中すぐに取り出せるように、日頃から準備をしておきましょう。
先輩が行っている手遊びで「いいな」と思ったら、積極的に「教えてください!」と声を掛ける姿勢も大切です。少しずつフレーズやリズムを変えながら自分だけのネタポケットを増やしていくことで、どんな場面でも慌てずに対応できる力が身についていきますよ。


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