保育士の本音!「小難しい目標」がNGな理由
初めての保育実習、緊張と不安とプレッシャーで吐き気を感じている人も多いのではないでしょうか。
実習日誌に初めて触れる、見るという学生もいるでしょう。大学や専門学校で書き方は既に学んでいると思いますが、本で調べた目標や教授から聞いたものをそのまま目標にしている人もいるかもしれませんね。
結論から言います。現場の保育士は、実習日誌を見慣れています。
ですから、見学観察実習で小難しい目標をよかれと思って立てると、「限られた時間で本当に達成できるかな?」と突っ込まれます。1番最初の実習目標は、全体の目標も日々の目標も低くて良いのです。
実習生が「子どもの特徴を把握し」や「興味関心を捉え」といった目標をよく立てますが、そもそも信頼関係が子どもとの間にできないと、プロの保育士でも10日や2週間で特徴を把握することはできません。実習生が短い実習期間で把握するのは難しいのです。
興味関心を捉えるは意見が別れるかもしれませんが、「把握」や「捉える」より「知る」を使った方が良いかもしれません。実習生の反省会で、何度か指摘されているのを見たことがあります。
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日々のねらい・目標は、当日の朝、担当の保育士から聞かれるものだと思ってください。答えられないと、「何しにきたの?」となることもあります。立てたねらいは、その当日に子どもたちと関わる時や、保育園で過ごす時に、あなたが積極的に勉強するところです。難しい目標やねらいはあなたを苦しめますよ。
日々のねらいは特に、小難しいものより「○歳児の生活の流れを知る」等の簡単のものの方がしっくりきます。短いと指摘されたら「援助の仕方を見る」とつなげればよいと思います。数日で他年齢に入るのであれば、1日目は全てこの目標でいけます。時間のない実習生には、とても効率的です。
直される言い回しに隠された真意:保護者との信頼関係を守る言葉の選び方
実習日誌で、おおよそ同じ意味なのに言い回しを書き直されることもあると思います。
なぜか?
疑問に思っても質問ができない人もいるでしょう(どんどん聞いちゃってくださいね!遠慮なく)。
保育士にとって、言い回しがとても大切だからです。
文章であれば、お便りや日々の連絡帳・ホワイトボード等で、子どもたちの様子や持ってきて欲しいもの、伝えるべきことを保護者にわかりやすく、受け入れやすい言葉で伝えます。この「受け入れやすい」ということが保育士の書く文章の特徴です。文体もやわらかいものが多いです。
担任が保護者に送迎時会えないことも保育園では多く、連絡帳に書く日々の様子の中には、保護者にとって好ましくない内容も含まれます。それを受け入れられるように、保護者に寄り添って書く能力が保育士には求められるのです。それを知っている保育士ほど、実習日誌の言い回しに敏感に反応します。
脅すわけではありませんが、文字は怖いのです。対面で伝えるのであれば、言い方や笑顔・間合い等を織り交ぜて、センシティブな内容も伝えられます。文字は、どうしても冷たく捉えられがちです。長い時間をかけて築いた保護者との信頼関係は、たった1日の連絡帳で崩れることもあり得るのです。
この言い回しはなぜ直されたのか、ぜひ聞いてみてください。保育士として働いたときの財産になります。
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実習を充実させるための質問力:目標達成と日誌の質を高める具体的なアプローチ
実習の目標設定を、自分のレベルやその日の実態に合ったものにすることで、目標に対しての子どもの観察がしやすくなり、保育士の動きも日誌に反映しやすくなります。目標が明確であれば、「なぜ今この援助が必要なのか?」といった疑問点や、援助の理由なども具体的に質問しやすくなるでしょう。
しかし、毎回毎回、小難しい目標や堅苦しい質問ばかりする必要はありません。実は、もっと気軽に、かつ効果的に実習を充実させる方法があります。
例えば、担当保育士に「〇歳児が好きな手遊びを教えてください」と聞いてみましょう。そして、「その手遊び、明日子どもたちの前でやってみてもいいですか?」と、明日に繋がる具体的なアクションを提案するのです。教えてもらった手遊びや、それを試みる意欲は、そのまま実習日誌の「自己目標」や「反省」の欄にしれっと書き込めます。あるいは、「〇歳児の食事で気をつけていることありますか?」といった具体的な場面での質問も有効です。そこで得た専門的なアドバイスを実習日誌に書き込み、翌日の目標を「子どもとの関わり」と「食事時の援助の視点」といった具体的な二つに絞るのも非常に「あり」な戦略です。
このように、日々の保育の中で生まれた素朴な疑問や「やってみたい」という意欲を大切にし、それを質問という形でアウトプットすることで、実習は格段に充実します。受け身ではなく、小さなことから積極的に関わる姿勢は、現場の保育士にも好意的に受け止められます。そして何より、そうした能動的な学びの姿勢こそが、あなた自身の実習への不安やプレッシャーを和らげ、保育士としての確かな成長に繋がるはずです。
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